casa cross / カーサクロス

風の通り道もあり、光が表情をもつ。外の世界とゆるやかに結ばれる家。
自然の光は四季折々でその表情を変え、また時間とともに移ろいゆくものです。戸建住宅の魅力のひとつは、設計次第でこの「光」を存分に感じられることではないでしょうか。
光は、人の感受性を育む上で大切な要素でもあります。とくに子どもたちにこそ、光ある環境で、自然の表情を肌で感じる暮らしを送ってほしい。こうした願いがcasa crossには込められています。
内と外の世界が関係性を遮断することなく、ゆるやかに結ばれる。このテーマの要になったのは"中間領域"です。中間領域とは、ウッドデッキや軒下など家の内と外をつなぐ空間をいい、そこでは光、風、雨など自然のさまざまな表情が感じられます。
十字方向に美しく広がるリビングが、28帖の大空間を演出。
四隅に配された”箱”が、家に安定した強さと機能性をもたらす。
間取りの自由度が高いから、あらゆる家族構成・スタイルに順応。
建築家プロフィール

大石 和彦(おおいし・かずひこ)
福岡県生まれ。1979年九州芸術工科大学工学部環境設計学科卒業。病院や医療施設の建築設計を経て、施主の想いを形にする住宅設計に興味を持ち、1995年に大石和彦建築アトリエ設立。九州産業大学、近畿大学、積水ハウスなど建築関連の講師も数多く担当。2011年北九州建築文化賞、福岡県美しいまちづくり賞(2001年優秀賞、2002年・2003年大賞、2010年優秀賞)など受賞歴多数。