玄関土間を使いやすく(鳥取市吉方温泉)
築年数50年の住宅改造工事
リメイクのご要望
■昔ながらの玄関土間は使いづらく、上がり段・上がり框をつけて使いやすくしたい。
■玄関ホールは広く使いたいが、下足入とは別に収納がほしい。
■外のポーチはそのままで数奇屋門を移動してカーポートを確保したい。
リメイク内容
石張りの土間玄関を玄関とホールに改造して右側の和室に楽に行き来が出来るようしたい。
そして玄関前はせめて駐車スペースが2台分ほしい。
古民家に見られる土間玄関
天井はそのまま、床・壁をリメイク!
玄関前は2台駐車ができるように
板張りの外壁は古くなり、屋根瓦も葺き替えの時期を迎えたようです。
増築の際に屋根もせり上げ、D・Kの天井を高くするため部分的に葺き替えしました。
奥の台所まで床を除去
奥の間仕切り、ホールの床組
ホールに収納を設置
8帖の居間、その奥の4帖の和室、そして6帖の寝室を床のみ板張りに改装、
あくまでもデザインは「和風」に!
間境のフスマは取り除く
居間からの階段は 廊下に付け替える
ポーチはそのままで、狭い玄関前を広くして2台の車が駐車できるように木造数奇屋門を移動しました。
玄関前の様子
門柱などの移設で広くなった玄関前
御影石の重い門柱、木造の数奇屋門を後方6mほど移動、庭石は石垣に再利用して現れた地表部分は、コンクリートと飛び石で和風に仕上げました。
現れた地表に、このあとコンクリートを打ち込みます。
門扉の敷居石は再利用
完成した玄関とホール、飾り棚を兼ねた下足入、そして清楚な飾り床を思わせる玄関の腰掛、
すべてに古民家風デザインを意識しました。
【AFTER】
新しい玄関・ホール、飾り棚を兼ねた下足入とクローク収納。
【AFTER】
腰掛板と仕切りの袖壁